-エピローグ-

 私は幸せを今、隣にいる、この人と噛みしめていた。潤子の結婚式で、変わらぬ愛
を誓い、幸せに震える手を握りしめ合いながら…。
 運命は時に人を死人に変えてしまうほどの悪戯をするけども…、一度、離れてしまっ
た手と手をつなぎあわせてくれることもある。まるでそれは、あの時、不幸に陥れた
運命が、申し訳ないように苦笑しながらやってくるのかも知れない。
 そして、私は、この時を逃したくはないと、思わず、愛する人の手をきつく握りし
めていた。気持ちは、あの時の空がまるで押し迫って来てキュッと胸がいっぱいにな
る感じ。2度目に見た、あの…、宵やみの月と白く光った星のベンチはもう、忘れた
りなんかしない。ふたりだけ見た愛しい輝きを…。
                   おわりっ
                   
**この題材を提供してくれた、わにくん、ならびに最後まで読んで下さった皆様、
  これで、このお話は終わりです。
  どうも、ありがとうございました。
                         (*^^)/from Miiyo.